長年そっくり人形の制作に携わっていると「オプションで少し難易度が高いかな?」ってご依頼を頂く事がある
人形に関していえば約20年の経験があり、決して難しいとは思わないものの人形を引き立てる脇役・・・
つまり小道具に関していえば、それこそ手で持つ物からミニチュアハウスまで千差万別多種多様。
世の中の物全てと比べればワシが制作した事がある物などは極僅かだ。

今回は漁船(釣り船)で3~4センチ程のお父様のミニチュアを乗せて欲しいとの事。可能な限りリアルに再現して欲しいというのがご要望だ

初めての事例では当然、試作が必要。満足できる造形に仕上がらない場合、新たな造形方法を考え更に試作を繰り返す必要があり見積もりしても持ち出しになり殆どの場合が赤字になる。また時間も掛かるために積極的にはお受けしていないのが現状だ。
一度はお断りさせて頂こうかと考えたが「今年亡くなった父のフィギュアと大切にしていた漁船を再現して欲しい」との言葉に心を動かされた。(ワシは金では動かないが情では動く)

聞けば3Dプリンターでオブジェを作る業者や何件か造形家に依頼したものの価格面で折り合わなかったり、そもそも作れないからとの事。
それならワシが再現させて頂こうとお受けした次第である。(納期に関してはいつでもOKという条件)

先にも述べたとおり製作事例がないため一からの手探り製作。リアル漁船の再現は粘土では難しい。そこで今回バキュームフォームにチャレンジする事にした。

バキュームとは・・・

バキュームフォーム(英語:vacuum forming)は、薄い熱可塑性樹脂の板を熱して軟化させ、木などで出来た元型に密着させて成型する手法である。直訳すると「真空成型」となる。
バキュームフォームを行うための機材は、樹脂板を熱するヒーター、樹脂板をセットする枠、元型を置く台、空気を吸引するための真空ポンプ(掃除機で代用)から成る。元型を置く台には無数の小穴が空いており、その下に真空ポンプから導かれた吸引ダクトが装着されている。まず、枠に樹脂板をセットし、ヒーターをかぶせて熱する。樹脂板が軟化したらヒーターを離し、元型を乗せた台の上に枠をかぶせ、真空ポンプを作動させて枠と台の間の空気を抜き、元型に吸着させる。樹脂板が冷えて再び硬化したら元型からはがす。こうして元型と同じ凹凸がついた樹脂板が出来上がる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より』

・・・という造形方法の一つ。バキュームフォームの機械(バキュームフォーマー)が市販されているが今後使用する頻度も高くない事から
自作する事にした。

材料

 

 

 

 

 

アルミパンチプレート×1
隙間テープ     ×1
枠用の木材

買ったのはコレだけ。

吸引器は家の掃除機を利用する。

 

 

 

 

 

 

先ずはフレーム用の木材をカットしてアルミパンチプレートの枠を作成

さて、どう仕上がるか・・・腕が鳴るわい

次回に続く・・・

 


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