90年代の第一次キャンプブームの頃、僕もブームに乗っかってキャンプ道具を一式揃え、一シーズンに3〜4回はキャンプを楽しんでいた。
そんな中、アウトドア雑誌でジュースの空き缶を使ってパンが焼けるという記事を目にした。「キャンプでパンが焼けたら、もしかして羨望の眼差しで見られるかも?」なんていう淡い期待(下心?)から、空き缶パン作りにチャレンジしたことがある。
捏ね→丸め→1次発酵→成形→2次発酵→焼き、が一連の流れ。捏ねは結構な体力が必要で、工程も多く、なんだかんだで完成までに3時間以上はかかった記憶がある。

で・・・完成品のお味は……パン作りが初めての素人だ、味の方は知れているだろうとは思っていた。とはいえ焼きたての出来たてのパン、素人作でもそりゃ美味しいだろうと期待していたのだが、パサパサでふんわり感ゼロ。かろうじてパンだと分かる程度の味だった。時間と労力を考えると、リベンジしようとは思わなかった。

そんなパンつながりで作品のご紹介。某パン屋さんのマスコットキャラクターをフィギュア化した。イラスト1枚からの制作なので側面や背面の情報はなし。ご依頼主様のご承諾をいただき、正面以外の部分は想像でお作りした。

それにしてもパン屋さんって、あのクオリティーを大量に低価格で毎日提供していると思うとホント尊敬に値する。パン作りに挫折した僕だからこそ、パン職人さんの凄さを身をもって知ることができた。貴重な体験だった。

教訓:パンはパン屋さんが作るものに限る。