大阪の方から、結婚式で使いたいとのことでブロンズフィギュアのご依頼をいただいた。

関西らしいノリ全開のリクエストだった。「お尻を突き出して、両手にバナナを持たせてほしい」——思わず吹き出してしまったが、これが関西のノリというやつだ。結婚式という厳粛な場でここまで振り切ったご依頼は、関西以外からはまず来ない(笑)。笑いのセンスと披露宴の席を盛り上げたいというサービス精神が、リクエストの端々に滲み出ている。
ただ、お尻を突き出すポーズは強度的に完全再現が難しく、控えめなアレンジとなった。その点はご容赦いただいたが、両手に持つバナナはしっかり再現した。

刻印のメッセージは「産んでくれてありがとう」——笑いの中にも深い感謝が込められていて、なんか泣ける。お届け後、ご依頼主様から「最高の作品をありがとうございます!」とのご感想をいただいた。喜んでいただけたこと…それが僕にとって何よりの報酬なんだ。
