タバコから食料品、日用雑貨など生活用品を扱う昔ながらの雑貨屋さん。このたびお店を閉じることになり、ご家族の皆様から「何か形に残しておきたい」とのことでご依頼いただきました。

今回は外観ではなく店内を再現したカットモデル。店主の趣味で集めた能面がいたるところに飾ってあったり、くまのプーさんのぬいぐるみが置いてあったりで、良い意味で昭和感が際立っている。コンビニエンスストアは確かに便利だが、全国どこでも同じレイアウトで同じサービスが受けられる。個性という面から見れば面白味に欠けると思う。こういった昔ながらのお店が閉じていくのは、寂しいというより残念に思えてならない。単なるノスタルジーだろうか……。
お預かりした画像は既に店内の片付けが始まっていて、商品も少ない状態。一番賑わっていた頃のお店を再現する選択もあったが、僕の想像でたくさんの商品を並べるのは少し違うと思い、写真に写っている通りに再現させていただいた。

重みによって中央付近が変形しているスチール棚。会計の際、お客さんとのやり取りで色がすり減ったテーブルなど、お店の歴史を物語る情景についても極力再現させていただいている。

全幅220mmとドールハウスとしてはコンパクトな造り。
