うさぎとオオカミをモチーフにしたキャラクターのフィギュア化
ご依頼主はアマチュアながらプロのデザイナー顔負けの、洗練されたキャラクターデザインをご用意してくれた。各部位への細かな指示もあり、キャラクターへの思い入れとフィギュア化への気合いがひしひしと伝わってくる依頼だった。
僕は造形の際、常に持てる技術を出し切って制作に臨んでいる。ただ、デザインへの思い入れ(愛)や気合いを感じる依頼であれば制作のギアが一段階上がる。全力のデザインを受け取ったなら、「これならどうだ!」と全力で立体化して返すのが造形家としての矜持だと考えている

高いクオリティを求めるデザイナーが全力で投げるボールを、造形家が全力で打ち返す——ある意味、真剣勝負である。
勝ち負けの判定は割とはっきりしている。作品をお届けした後デザイナーから喜びの感想を頂けたかどうか。それだけだ。肝心の勝負の行方だが……こちらはブログをご覧の皆さんのご想像にお任せしたい。
ウサギのヒゲはテグスを使用。足が浮いている設定のため、お尻に溝を作りその形状に合わせたプレートを台座で支える構造にしている。

